webライター シゴト レビュー

【ネタバレ注意】大人になってから考えるチカラを向上させる話題の本東大独学をレビューします!

同じように説明を受けたのにあの人はなぜそつなく仕事ができるのだろう?

実はちょっとしたポイントがあるんです!

ポイントです!

ひとりで何かを学ぶ時に

「やってもやっても成果がでない」「努力が空回りしている」

こんな経験がありませんか。

今回紹介するのは「東大独学」西岡壱誠 著です。

東大というタイトルから大学受験を想像するかもしれませんが、独学で何かを身につけたい社会人向けの内容です。

本書は内容を読みながら実際に手を動かして目標や計画が立てられるワークシートつきで、重要ポイントも元からマーカーが引いてある構成です。

※赤線箇所を追っていくだけでも内容が理解できます。

読み終えると独学で何かを学ぶ以外に仕事でも応用できる点に気がつき、「なんでこの作業してるのかな?」「この仕事は必要かな?」と改めて考えることができました。

巻末には復習できるよう要点をまとめたページがあるため、逆引きも可能です。

頭のいい人の頭の中がわかる1冊

タイトル「学ぶ力」と「地頭力」がいっきに身につく東大独学
著者西岡壱誠
出版社東洋経済新報社
ページ数(ボリューム)224P
ISBN-104492047123

独学で何かを成し遂げるエッセンス・ヒント満載の1冊で、以下ネタバレありのレビューになります。

基礎は「できる状態にする」ところまで

よく基礎が大事といいますが、具体的にどこまで大事なのか説明できますか?

本書では基礎についての考え方を細かく解説しています。

基礎は考えずに受け入れる

基礎問題、基本問題はなんでやるかわからなくても受け入れる必要があります。

やり方は自己流を捨てて、先人のやり方をそっくりそのまま真似ると良いです。

何分でできるか数値目標を立てて、タイムアタック形式で取り組むと続きやすいですよね。

本書では「ゲーム化」とよんでいます。

基礎はこの先の土台になる部分です。アレンジを加えるのは応用になってから!

ポイントです!

基礎とは知っている≠できる

知っているとできるの違いは、考えなくても即答できるかどうかです。

本書では具体例として1+1=2がでてきます。

1+1を知っている人は1+1をみた時に「2だったかな?3じゃないかな?」と知識があやふやです。

1+1ができる人は「2!」とすぐに答えることができます。

基礎が即答できないと後から苦労するのね

基礎があやふやだと、標準問題や応用問題が解けなくなります。

英語の例も紹介されており、長文読解ができないのは必要な英単語の訳が即答できないためです。

インプット→クエスチョン→アウトプット

よく、インプットよりもアウトプットが大事!とききますよね。

アウトプットの質を高めることで応用力が身につきます。

なぜそうなるのかを考える

インプットとアウトプットの間には「クエスチョン(質問)」があると本書は解いています。

具体例として、「タクシーで一番立場が低い人が座るのは助手席」がありました。

インプットアウトプット
立場が低い人タクシーでは助手席に座る

この例では、「なにもせず助手席に座るだけ」になりがちです。

インプットとアウトプットの間にクエスチョン(質問)で効果的なアウトプットができるようになります。

アウトプットしてるだけという状態ですよね……

ところがここからかしこさ(地頭のよさ)の本質について説明されてます!

ポイントです!
インプットクエスチョンアウトプット
立場が低い人なんで立場が低い人は助手席なのだろう?タクシーでは助手席に座る

立場が低い人=グループの面倒を率先して見る人・助手席に座る人=運転手さんに道案内する役割がある。

クエスチョンが適切にできると、エレベーターの場合はどうかと応用がききますよね。

また、自分が立場が上になったときも助手席に座らないということが理解できます。

クエスチョン(質問)はアウトプットをする目的は何か?に言い換えることができます。

アウトプットの大前提は失敗OK

失敗=嫌なものというイメージが強いですが、アウトプットに関しては検証になるため失敗してもよいです。

アウトプット=検証になるため、失敗のパターンを知れた結果になります。

明確な基準のある仮説を立てて検証に望む必要があります。

失敗してOKですが目標は見失わないようにしましょう!

ポイントです!

目標の立て方

目標は2つ立てます。最高目標と最低目標の差を埋めるように振り返ることが大切です。

・最高目標:テストで90点

・最低目標:テストで70点

自分が何点かを把握して次回はどんな目標にするか、何が足りなかったかを検証していきます。

2つ目標があることで、最高目標に達成できなかったときの落ち込みを最小限にできます。

メンタルに負担がかからないのは大切です。

本の後半は課題提起と独学のゴール設定

本書の後半では、独学における課題と独学のゴールについて書かれています。

独学では一人で課題と向き合わなければならないので、見極めが大切です。

例えば課題だと思っていたら実は大したことがなかったなど、正しい「課題」はなにか、わかります。

最初にゴールを設定して、課題の発見に取り組むとわかりやすいです。

まとめ

独学で何かを成し遂げるには

・基礎を完璧に「できる」状態に仕上げる

・インプットとアウトプットの間にはクエスチョン(質問)の過程がある

・課題は事実からみつける

上記3点が要点でした。特に、インプットとアウトプットの間のクエスチョンは物事を理解する上で重要な過程ですが、ここまでわかりやく解説されている本はなかったと思います。

地頭の良さの本質がわかる1冊でした。

書籍では読みながらワークシートを埋めていくため、より実践的です。

また某フリマアプリでもほとんど定価で出品されており、類似のタイトルが多いため購入はこちらがおすすめです。

  • この記事を書いた人

飯田まりか

千葉県出身の薬剤師・webライター ブログ、各種執筆を行っています 文章を勉強中 離島と神社がすき

-webライター, シゴト, レビュー
-, ,