メルカリを使っていると、「思っていたのと違う」「これって残念だった評価かな」と感じる瞬間はないでしょうか?
つけられますが、注意が必要です!
この記事では、筆者の体験談を元に「残念だった評価」をつけず、気持ちを整理しながらメルカリを続ける方法を解説します。
メルカリに残念だった(悪い評価)はつけられる
結論、メルカリで残念だった(悪い評価)をつけるのは可能です。
評価するときに、「残念だった」評価を選べばつけられますが、以下のようなメッセージが表示されます。
つまり、変更は可能ですが、本当に変更するのか一度聞かれるようになりました。
購入した商品に不備があったら事務局に「問い合わせ」ができるようになっています。
これは、一度つけた評価は取り消せないため、本当に「悪い評価」をつけてよいのか確認しているからだと考えられます。
筆者は「新品」と書かれた商品が開封済みだったので悪い評価に値するか、事務局に「お問い合わせ」をしました。
問い合わせ内容に、新品という説明だったが、箱が開いていた旨、画像に開封済みの商品写真を載せました。
商品IDが上部に記載されているため、事務局はどの商品がトラブルになっているのかわかる仕組みになっています(IDがわかってしまうため範囲を選択してスクショしています)
そして、事務局からは以下のような回答が届きました。
結論、自己判断でお願いしますという旨の文面でした。
悪い評価をつける基準
そこで、悪い評価をつける基準を考えてみました。
- 贈答品だったら?
- 中身の抜き取りがあったら?
- 雨に濡れて中まで染み込んだら?
筆者の場合、自分用で最終的に開けて使うもの、特に濡れていなかった点を考慮して、「残念だった」評価はつけないに決めました。
ちなみに、メルカリでは、評価する期限を以下のように定めています。
購入者からの受取評価や事務局へのお問い合わせがない場合は、発送通知を行った日から9日後の13時以降に自動で取引が完了し、売上金が反映されます。 |
つまり、放置すると取引が終了してしまうため、商品状態に納得いかないときは運営に相談して、返品などの対応をとるのがよいといえるでしょう。
残念だった評価をつけずに済ませるには
評価の「残念だった」をつけない方法として、「良かった」をつけ、コメントで商品状態の事実をさらっと記載しました。
欲しいものだったので、これからもトラブルなくメルカリを使用し続けたいと思ったからです。
もしかしたら「箱は開いているけど一度も使ってないから新品」と解釈しているのかもしれません。
メルカリの評価公開は同時
メルカリで評価を行ったときに、評価の公開は同時に行われます。
先に評価するのは購入者ですが、出品者は購入者の評価を見てから評価することはできません。
つまり、残念だった評価の仕返しはできないようになっています。
ただし、一度つけた「残念だった」評価は取り消せないため、注意が必要となるのです。
【購入者】メルカリで残念だった評価をつける理由
ここからは、購入者の立場から「残念だった」評価をつけた理由を探ります。
決め手となった理由はいくつかありますが、代表的なものを3つ紹介します。
- 商品写真と実物が大きく違う
- 配送期限を守らない
- 取引メッセージの言葉遣いが気になった
理由の中には「え?そんなことでも?」と思えるようなものもあるため、順番にみていきましょう。
商品写真と実物が大きく違った
商品写真が実物と大きく違うと悪い評価になりやすいです。
購入者は写真でしか判断できないため、表面の写真しかない商品を購入し、裏側を見てみたら傷だらけだったというような状態です。
このような事態を防ぐには、写真に写ってない部分をコメントで質問する、写真を追加してもらうなどの対応があります。
配送期限が守られていない
メルカリは支払いしてから発送までに期限があります。
この期限が守られていないと、購入したのに商品が届かない不安に繋がるので、残念だった評価をつけられやすいでしょう。
ちなみにメルカリは、配送期限を超過するとキャンセル申請を行えるとともに事務局が状況を確認して、出品者に警告などの措置をとってくれるため、問い合わせは不要です。
参照元:メルカリガイド購入者向け:商品の発送期限/発送されない
取引メッセージの言葉遣いが不快
取引メッセージの言葉遣いが不快だと、残念だった評価になる場合があります。
例えば以下のような事例が考えられます。
- 初対面なのに、いきなりタメ口で書かれた
- 絵文字や記号を多用する
メルカリは非対面で、テキストでメッセージを送るコミュニケーションが求められます。
相手の立場に立って、最低限のマナーを守って接しましょう。
なお、無言での取引も相手を不安にさせることがあります。
【出品者】メルカリで残念だった評価をつける理由
出品者が購入者に対して「残念だった」をつけるのは、主に以下のような理由が挙げられます。
- 支払いをなかなかしてくれない
- 評価をしてくれない
普段購入しかしない方は気づきにくいかもしれないため、一緒にみていきましょう。
なかなか支払いがされない
購入されたものの、支払いまでに時間がかかると残念だった評価をつけられることがあります。
特に「コンビニ/ATM払い」を選択されると、支払までに最大3日間のタイムラグが生じるため、出品者は配送できない時間が長くなるのです。
筆者はこの間に取引キャンセルをお願いされ、そもそも商品が発送できなかった体験があります。
「コンビニ/ATM払い」を選択されたら、いつ頃支払われるのか、取引メッセージで確認されると安心でしょう。
到着済みなのに評価をしてくれない
到着済みなのに評価してくれないと、残念だった評価をつけられる可能性があります。
評価の順番は購入者→出品者なので、購入者の評価が終わらないと出品者が評価できず、売上金が入ってきません。
なお、追跡つきの方法で発送した場合、商品が相手に届いたかは出品者にわかる仕組みなっているため、できるだけ速やかに中身を確認する必要があります。
残念だった評価(悪い評価)は自己判断
メルカリで残念だった評価(悪い評価)をつけるのは、自己判断です。
ただし、残念だった評価をつけるのは勇気がいることなので、許容範囲であれば「良かった」をつけるのが無難でしょう。
もちろん、商品に問題がある場合は評価せず事務局に問い合わせることも大切です。
さらに、一度つけた評価は取り消せないため、慎重な判断が求められます。